計算の中身は同じ
カットオフ周波数の式は普遍です。
- RC(1次):
fc = 1 / (2πRC) - LC(2次):
fc = 1 / (2π√(LC))
本サイトのツールも同じ式で計算するので、これまでの計算結果と一致します。違いは「使い勝手」と「表示」です。
乗り換えで得られること
- HTTPSで安全:常時SSL。社内環境のブラウザ警告や混在コンテンツの心配がない。
- スマホ・タブレットで使える:レイアウトが画面幅に追従する。
- ゲインと位相のボード線図を即表示:fcの数字だけでなく、ゲインの減衰の傾きと位相の変化が グラフで確認できる(外部ライブラリを使わずSVGで描画)。
- 計算式と根拠を併記:式の出典と実務上の注意をその場で読める。
移行時に注意したいこと
- 本ツールは RC1次・LC2次(Q=0.707のバターワース固定) に対応。 Sallen-Keyや多重帰還などのアクティブ高次フィルタは現状対象外(今後追加予定)。
- fcは -3dB点。目的の周波数でのゲインは、傾き 1次あたり20dB/dec(ローパスは−方向に減衰、ハイパスは+方向。2次は40dB/dec)から見積もる。
- 受動LCフィルタは 電源・負荷インピーダンス でQやピークがずれる。 Q=0.707は理想値で、実回路はDCRやESR、負荷で変わる。
- MLCCはDCバイアスで実効容量が定格の数分の1に低下することがあり、fcが設計よりずれる。
- ノイズ対策は「フィルタ単体」では決まらない。コモンモード・GND・引き回しを含む経路で考える。
まとめ
計算式は同じでも、HTTPS・スマホ対応・ボード線図表示で実務がはかどります。本サイトのRC/LCフィルタ カットオフ周波数 計算ツールで当たりを付け、 上記の注意(対応範囲・減衰の傾き・実環境による特性のズレ)を踏まえて設計してください。
フィルタを入れてもノイズが消えない——そうした場合は、 かいろんのAI診断でノイズ経路の切り分けに使えます。