E系列 丸め・早見表
目標の抵抗値に最も近いE系列標準値と、すぐ上・すぐ下の候補を誤差%付きで求めます。入力値と同じディケードの標準値早見表も表示します。
入力
計算結果
| 候補 | 標準値 | 誤差(対 目標 4.7 kΩ) |
|---|---|---|
| 最近傍(目標値と一致) | 4.7 kΩ | +0% |
| すぐ上 | 5.1 kΩ | +8.511% |
| すぐ下 | 4.3 kΩ | -8.511% |
早見表:1 kΩ〜10 kΩ のディケード(E24)
- 1 kΩ
- 1.1 kΩ
- 1.2 kΩ
- 1.3 kΩ
- 1.5 kΩ
- 1.6 kΩ
- 1.8 kΩ
- 2 kΩ
- 2.2 kΩ
- 2.4 kΩ
- 2.7 kΩ
- 3 kΩ
- 3.3 kΩ
- 3.6 kΩ
- 3.9 kΩ
- 4.3 kΩ
- 4.7 kΩ
- 5.1 kΩ
- 5.6 kΩ
- 6.2 kΩ
- 6.8 kΩ
- 7.5 kΩ
- 8.2 kΩ
- 9.1 kΩ
- 誤差をさらに詰めたい:2本並列で目標値に近づける → 並列合成抵抗 計算ツール
- 分圧で使う → 抵抗分圧 計算ツール
※計算結果は参考値です。実設計では必ずデータシートと適用規格でご確認ください。[免責事項]
計算式と根拠
抵抗などの標準値は IEC 60063 が定める「E系列」に従っており、E24・E96 の数字は 1ディケード(1桁の範囲、例 1kΩ〜10kΩ)の中の値の個数を表します。値は等差ではなく 等比(対数的に等間隔)で並び、公比は 10^(1/n) です。E24 は約10%刻みで許容差±5%、 E96 は約2.4%刻みで許容差±1%に対応し、許容差の範囲が隣の値と隙間なく繋がるように 刻み幅が決められています。そのため、カタログには 4.7kΩ や 6.8kΩ といった一見半端な値が 並びます。
本ツールは、選択したE系列(既定 E24)の標準値を対応範囲(0.1Ω〜100MΩ)に展開し、 目標値との差の絶対値が最小の値を「最近傍」として提示します。あわせて目標のすぐ上・ すぐ下の標準値と、それぞれの相対誤差%(+は目標より大きい、−は小さい)を表示します。 分圧比やゲインのように「上下どちらに丸めるか」で他の部品との比が変わる場面では、 最近傍だけでなく上下の候補も見て決めるのが実務的です。
注意点として、E24 と E96 は別系列で互いに含み合いません。たとえば E24 の 2.7k・3.3k・ 4.3k に一致する値は E96 に存在しないため、「精度が欲しいから常にE96」とすると かえって目標から遠くなることがあります。両系列をまたいで最も近い値を探したい場合は 「E24+E96」を選択してください。また、表示される誤差は公称値どうしのずれであり、 実物には別途許容差(E24は±5%、E96は±1%)のばらつきが乗ります。精度が必要な回路では 公称値の近さと許容差を分けて考えてください。
なお、E系列は抵抗だけでなくコンデンサ・インダクタの標準値にも使われています (コンデンサはE6・E12などの粗い系列が中心です)。